歌詞

1. ちょっと
いつもちょっとしたコトに
ちゃんと気付いてくれる
この頃ふと気が付いたら
何故だか目と目が合うの

「ソレってちょっと待って、今の彼には
サヨナラするってことね?」
Ah でもちょっと待ってそんな関係じゃなくて
何も無くて

夢の中で 確か抱き締められて
そういえば何だか
イケナイコトもしちゃった気がして恥ずかしいね?

生まれたままの 姿で囁く 愛はちょっと卑怯
現実じゃなくて 夢見心地で
今夜もあなたの虜

簡単に言えばそれはマンネリで
お互い色々ダメね
本当に別れ話をする気は
更々無いから大丈夫

ねぇ もしかして キミもこんな風に
夢の中で 他の誰かと
あんなコトこんなコトしちゃってるの?

最初の朝は 衝撃の目覚め
「ちょっと!もうなんで?有り得ない!」
キミを起こして 何でも無いフリで
シャツの匂いを嗅いで

3度目のキスで キミを思い出す
「やっぱりちょっと違う」
4度目の夜は その気になれない
早く夢から醒めて

2. Magnolia
遠ざかる 夢の続きと
胸に満ちる 淡い花の香と
やわらかな 日々の面影
君の目に宿る 届かぬ想い

世界が闇に落ちて 孤独でも
求める花束に向かい 手を伸ばして

単純な言葉で 愛を
叶える魔法があるなら
あの花の木の下で 言うよ
簡単なことでも 愛は
色褪せてくから すぐ傍で
咲き誇る花の名を 呼んで

鮮やかな 日々の記憶は
帳降りる 空へ舞い上がる

覚めゆく夢の中で 恐れてた
切ない痛みも迷いも 振り解いて

肝心なことさえ 今は
打ち明けられずに このまま
過ぎ去って行く 時間の中で
燦然と輝く 愛を
手に入れたいなら 気付いて
永遠を誓うなら 叶う

3. 叶わぬ恋の物語
どんな声で どんな口ぐせで
揺れる髪は どんな匂いで
思い描くキミは 謎めいて
いつの間にかもう 好きで

感動的な出会いがあったワケじゃなく
言葉交わすこともないボクら
夢と現の隙間で戸惑ってるなら
いっそこのまま 溺れたい

(love me)パラレルの
(save me)向こう側で
泣いて 笑って 誰かに恋して
(love me)ここからじゃ
(save me)遠すぎるから
もっと ぎゅっと セカイを繋いで

そんなボクの こんな泣き顔も
キミに見せることは無いから
いつか どこか 見知らぬ世界で
すれ違う時が来ても

印象的なセリフは得意じゃないから
いつも通り 不器用なボクら
夜の静寂に紛れて 涙してるなら
声を聴かせて

触れることなどない髪を
結ぶことなどない小指を
思い出そうと瞳を閉じて
夢に堕ちてゆく

(love me)パラレルを
(hold me)飛び越えて
キミを想って 姿を探して
(love me)見詰めたら
(kiss me)恥ずかしいくらい
きっと 何も 話せやしないね

(love me)パラレルの
(save me)向こう側で
咲いて 曇って くるくる廻るよ
(love me)出会うのが
(save me)遅すぎたから
そっと 消して ふたりのセカイを

4. シンコペーション
いつも余計なことを考えて
先回りしちゃう
またムダに心配ばかりして
モヤモヤしちゃう

行き当たりばったりのあなたとは
根本的に違うね
目の前に映るもの
全てを疑って 生きてきたから

「人を見たら敵と思え」
なんて思わないけれど
まだ心を開くまでには 時間がかかるの

「そんなんじゃ人生楽しめないでしょ」
なんて愚問ね
こうして生きてきたの
でも何かを変えてみたい
できるかな?

常に一歩先の世界を見て
不安になったり
でもあなたと出会える未来は
見えてなかったり

私に見せてよ
予想もできない景色を
そう2人なら恐くはないよ 何があっても
もう 石橋は叩かない

5. 小 径
浅い眠り 短夜 駆ける 夢の淵
窓の守宮 遠雷 蚊遣り火の匂い

霞煙る畦道 端の露草
森の社 野薊 緑 夏野原

雲の峰 遠く 映る水面に
浸した素足 水草 揺れる

炎天の音無き世界に 浮かぶ
風薫る 小径は たまゆらに消え

暮れ泥む空に 詰草摘み
編む花の飾りは 夏の面影

6. 棘
指先に消えた 幾千の光
流れゆく記憶 いつ何時までも

追い掛ける視線 その先にいつも
揺れる恋心

耳に残る 言葉が今でも
棘みたいに 刺さって痛んで

色褪せた情熱と
目を背けて 閉じ込めてた
願い ひとつ

あなたが世界で たったひとりだと
信じていたくて でもさよなら

過ぎてゆく時間 溢れ出す涙
戻れないのに

灯り消して 抜け殻みたいに
明日 生まれ変わる
蝶のように羽ばたく

心はいつでも 揺らめき流され
忘れかけた頃 戻って来る

喜び哀しみ あなたの温もり
すべて巻き込んで

指先に消えた 幾千の光
流れゆく記憶 いつ何時までも

追い掛ける視線 その先にいつも
揺れる想い

7. 欲 望
* It's just all I need
  全てを投げ捨てて
  募る憧憬と迷い

  If can't give me more
  あなたが欲しいだけ
  ただそれだけ oh

知らない服を着て
誰と 何処へ行くの
前に 吸ってた煙草は確か
ソレじゃないよね?

You make me crazy
so stop me, babe
どう見ても 溺れて 崩れていく
I know you're breakin'
my thought and soul, oh
忘れたい 見たくない 壊して

You know what I need
渦巻く偏愛の
夜は明けることなく
So stay on my side
何処にも行かないで
朝を待つの oh

身体中に走る 痛み 愛の証
肌を重ねる日が来たなら
触れて欲しいの

You make me crazy
so stop me, babe
こんなにも あなたに囚われてる oh
I know you're breakin'
my thought and soul, oh
膨らんで 溢れだす 欲望

暗く果て無い
夢の淵でなら oh baby
いつかあなたも 笑ってくれたのに

*Repeat

It's just all I need
全てを投げ捨てて

If can't give me more
あなたが欲しいだけ

So stay on my side
何処にも行かないで

8. 正直なとこ
*Call my name and Kiss me sweet
Take my love ! My precious love !


本来あなたのトナリには
もっとシュッとしたよな 美女が相応しい
何かちょっとした手違いで
やけに堅実なこの わたしが座ってる

「今はとにかく でもそのうち
 まぁ何とかなれば 夢はあるけど
わたしにはちょっと高望みね」

今度ばかりは 上手くモノにして
ナリフリ構わずに 当たって砕けて
正直なとこ ムリだと思うけど
ダメ元ならそんなに ダメージ無いかな?

胸中穏やかじゃないけど
コレはきっと何かの 虫の知らせかも
目一杯涼しい表情で
不意打ちに備えて 戦々恐々

世界広しと言えど モノには限界があるから
肩のチカラを抜いて 備えよ常に

今目の前に 立ちはだかるのは
予想外の展開 3歩退いて回避
正直なとこ 着の身着のままで
ゴールに飛び込んで 勝って逃げ切りたい

*Repeat

9. その手で
遠く 灯る 街灯り
君が 今 見上げる光
今日も ほら一歩進んで
明日また 一歩戻って

夢みたいな昨日を 大切に仕舞って
思い出せば輝く 希望の灯を

その手で 包んで
今はただ 眠ろう

振り返ることも忘れて
戻らぬ 時を悔やんで

悲しいほど 切ない 現実を見たなら
このまぶたに刻んだ 笑顔の元へ

その手を伸ばして
目を閉じて 眠ろう

この世界の 終わりを 遠ざける光は
まだ明けない 夜空の 向こうにきっと

その手をつないで
温もりを掴んで


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